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たちあい整骨院

「交通事故」のムチウチの治療

更新日:11月18日

 「ムチウチ」とは、不意な衝突などにより背骨が「鞭を打つ」時のように、頭の重みで背骨が前後にしなり、頸椎に衝撃を受ける状態のことを指します。

 整形外科では頸椎損傷と診断されることが多いのが、このムチウチです。

 その発生機序※1を理解すれば治療方法が見えてきます。

※1 その傷病が起こった原因で、主に力学的な観点から考えます。

 「頭の重みで背骨がしなる」ということは、頸椎に限定されたわけではありません。痛みが出ているのが首になることが多いので、首に原因があるように思われがちですが、原因は背骨全体です。

 当院では、首だけではなく、身体全体のバランスをみて、「首にどのような問題が起こっているのか?」を細かくみていきます。


 例えば、「寝違え」の症状の患者さんも、首だけの治療に囚われていると、改善までに長期の期間を要します。もちろん軽症の場合はそれで充分なこともあります。

 しかし、この「寝違え」も、もう少し広い範囲でバランスを見ると他のところから頸椎の動きが悪くなっている患者さんの方が圧倒的に多いです。


 背骨の「頸椎」(7個)と「腰椎」(5個)は聞いたことがある方も多いと思いますが、その間に「胸椎」(12個)が存在します。なぜそのように分類されているかというと、(12対の)肋骨がついている部分を「胸椎」として、「役割が違う」と考えられているからです。

 

 一番上の第一肋骨は鎖骨のすぐ下に位置しており、前は鎖骨の下に隠れて触れない位置、後ろは首のすぐ下の肩の辺り(肩こりの多発部位)についています。

 例えば、首の回旋(振り向く動作)をする時、肋骨の上の部分が動いてくれないと、胸椎が動きづらい環境にあり、頚椎だけで動こうとしてしまい、その間に付いている筋肉が引っ張られ痛みを発生させます。

 そういう関係から、肋骨の動きを整えないと、首の症状が緩和しない方が非常に多いのが現状です。(※症状によっては、肩甲骨も大事になります)

 これはムチウチも寝違えも同様です。


これはおそらく、ムチウチの発生により頸椎だけではなく、胸椎にも肋骨にも衝撃が加わり、正常な位置関係から逸脱し、症状を引き起こすと考えられます。


 筋肉は、身体が衝撃を受け、骨格にズレが生じ、瞬発的に引き伸ばされ、その衝撃により硬化してしまう特性を持っています。しかもそれは、その衝撃の直後に出るわけではなく翌日が一番固まりやすい傾向にあります。それを放置していると、骨格のズレが引き起こされた状態で筋肉が硬化を起こす為、ズレが戻りにくく、治りにくい状況になってしまいます。


是非、「交通事故」のムチウチの治療は、たちあい整骨院にご相談ください。



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